覚悟のいるPSVRソフト「バイオハザード7レジデントイービル(無料)」プレイレビュー
バイオハザード7レジデントイービル 概要
発売元:株式会社カプコン
ジャンル:サバイバルホラー
CERO D:17歳以上対象
CERO Z:18才以上のみ対象
PS VR:対応
2017年1月26日発売の「バイオ7」。
待ちに待ったPSVR完全対応ソフトです!!
今まで「一部のモードのみ対応」と言うゲームはありましたが、通常のゲームプレイ同等「本編全て」がPSVRに対応しています。
やっときた~~~という感じです。ありがとうカプコン、ありがとうバイオ。
特徴的なのがCEROで、通常版のCERO:D(17歳以上対象)とグロテスクバージョンのCERO:Z(18歳以上のみ対象)の2バージョン発売されます。
Zを買う人がほとんどかな?と思っていたのですが、Amazonでは何故かDの特典ナシ版が品切れを起こしています。
今回はCERO2種類、Amazon限定特典有無で計4種類のソフトがあるので、価格とお好みで選びましょう。
バイオハザード7レジデントイービル 体験版 概要
もともとPS Storeで配信中のバイオ7体験版が、最終アップデートによりPSVR対応になりました。
この体験版、想像をはるかに超えてボリュームがもりもりでトゥルーエンドを含めてエンディングが5つあります。。カプコンの本気。
謎解き要素もふんだんにあり、エンドによっては製品版への引き継ぎ要素もあるので、製品版購入予定の人は攻略サイトなどを参考にすると良いと思います。
個人的にホラー映画は大好きですがホラーゲームは苦手と言うめんどくさい性格なので、バイオ7に繋がるとされていたPSVRソフト「kitchen」をプレイした時点で既にちびりそうでした。
バイオ7の体験版もやるか迷ったのですが、現状PSVR対応のソフトもまだまだ少ないですし、数少ないPSVRフル対応ソフトなのでどんなものか見たくて勇気を出してプレイしてみた次第です。
結論として、バイオ7の体験版、怖すぎです。
素晴らしいクオリティなのでやって良かったと思っていますが、ホラーが苦手な人はよく覚悟してからプレイして下さい。
バイオハザード7レジデントイービル 体験版 レビュー
前述の通り、エンドが5つあるのでネタバレにならない程度に雰囲気のみレビューしていきます。(ドッキリ的なグロ画像は無しです)
まずは暗い部屋からスタート。
部屋の中を探索し、アイテムなどを集めて謎解きしながら建物からの脱出を試みます。
チェーンカッターでチェーンを切ったりとかはこんな感じです。
こうしてスクショで見ると明るく見えますが、PSVRでプレイしているとかなり暗いです。
立っているだけでめちゃくちゃ怖いです。先に進みたくない。
色々と調べなければいけないのですが、冷蔵庫ひとつ開けるのもいちいち覚悟がいります。
怖すぎな風呂。
怖すぎな廊下。牛の死体?にハエがブンブン飛んでます。
ハエの動き、羽音もリアリティ抜群です。
途中、ビデオテープを見ると回想シーン的なものに飛ばされます。
ボリュームが本当に予想外で、嬉しいやら怖いやら。
おいやめろ!死ぬぞ!!
バイオハザード7レジデントイービル 体験版 総評
やっぱりVRとホラーの愛称は最高だなと再確認せずにはいられないクオリティでした。
まず映像のクオリティと演出が素晴らしいです。
全体が暗い事もありますが、細部まで作り込まれていて映像の粗も目立たず、没入感も抜群です。
これ本当に大丈夫…?心臓麻痺とか起しちゃう人いない…?と心配になるくらい恐怖感を味わえました。
ゲームを始める際にチュートリアルがあり、VRモードの場合は動く練習があります。
ここで頭を動かして上下左右を見る、部屋の中を指定の位置まで歩く、など最初に操作に慣らしてくれるので、実際にゲームを始めた時にすぐに入り込めたのもあると思います。
こうして自由に動き回って探索するゲームは初めてでしたが、移動や物を調べたりもかなりスムーズです。
移動は左スティックで行いますが、「自分の向いた方に移動する」と言うのがPSVRでの移動をかなりスムーズにしていました。
右を向いて左スティックを前に倒すと右に歩いていきます。
言葉にするとわかりにくいですが、自分が実際に歩く時の感覚にかなり近く、体と画面との一体感がありました。
右スティックで視点移動もできますが、酔い対策として30度刻みとなっています。
当初そこだけが残念だと思いましたが、オプションで自由回転に変更できるので自分の酔い度(酔いやすい、酔いにくい)に合わせて切り替えできるのも良く考えられていると思います。
ちなみに、こう言ったゲームをする際に個人的に気になるのはドッキリ的な驚かしホラー演出なのですが、私がやったルートでは2か所ほどそういう演出がありました。
ただでさえ最高に怖いのに、製品版ではさらにドッキリシーンが増えると思うと私は製品版を最後までプレイする自信がありませんが、総合すると、ゲーム内容、VRの臨場感、操作性、全てにおいて現状のPSVRゲームの中では満点に近いゲームだと思います。
ホラーが大丈夫な人、心臓に自信のある人には是非プレイして欲しい1本です。
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