ながら見できるPSVR？「anywhereVR（無料）」レビュー

「ながら見できるVR」と言うコンセプトのPSVRソフト「anywhereVR」がリリースされました。

簡単に言うと「綺麗な風景の中、ツイッターとかできるよ～」という正直言って誰得なコンセプトのソフトなのですが、無料なので試しに触ってみました。

anywhereVR　概要

発売元：ソニー・ミュージックエンタテインメント
ジャンル：リラクゼーションVR
価格：基本プレイ無料(アイテム課金あり)
プレイ人数：1人

「お気に入りの場所で、いつもの事をする」をコンセプトに、360°広がるVR空間でスマートフォンやタブレットを操作できると言うのが「anywhereVR」の内容です。

公式イメージ画像としてはこんなかんじになります。

浜辺で…スマホを…。

まあ他にもできることは多少（ミニゲームなど）あるのですが、基本は「VR空間の中でスマホをいじる」ソフトです。確かに、新しい。

anywhereVR　プレイレビュー

何はともあれ、とりあえずやってみましょう。

ソフトを起動すると一面の砂浜。たしかに景色はすごく綺麗です。
時間パネルが表示されてるあたり、分かりやすく「昔イメージしてた未来のVR空間」ぽさがあります。
第二の生活…セカンドライフ…うっ、頭が…。

風景は色々と選べますが、有料です。

価格は映像（背景）10本入りの「リラックスSelection A」「リラックスSelection B」が1980円。音楽6曲入りの「BGM Selection A」が650円です。

ここにスマホが表示されるよ！と出ています。

現在Android5.0対応スマホでアプリをダウンロードすれば、anywhereVR上にスマホ画面を表示させることができます。

anywhereVR – Google Play

ミニゲームは2つ。
マインスイーパー的ルールのハチのゲームと

釣りです。

anywhereVR　総評

やってみる前に想像していたそのまま、という内容でした。

VR映像を眺めるだけだと手持ちぶさただからVRの世界に日常的なモノを持ってこよう、というコンセプトは面白いと思うのですが、非日常を味わいにVR世界にダイブしているのであって、綺麗な砂浜や大自然に来てTwitterのタイムラインを眺めよう！と言うのはどうもチグハグな気がしてしまいます。

PSVRはまだまだ長時間つけるには重いですし、目も疲れてしまいます。
PSVRがメガネくらいの軽量化をして、生活の一部に成りえるくらいのハードウェアになったら活きてくる種類のソフトなのかなと思いました。